「肩甲骨剥がし」という言葉を聞いたことがあっても、具体的にどんな効果があるのか、よく分からないという方も多いかもしれません。
この記事では、肩甲骨剥がしが身体に与える変化や、その効果についてわかりやすく解説します。
肩甲骨剥がしとは?
肩甲骨剥がしとは、肩甲骨まわりにある筋肉や筋膜のこわばり・癒着をやわらげ、肩甲骨が本来持っている動きを取り戻すための施術です。
「剥がす」という表現が使われていますが、無理に力を加えるのではなく、固まって動きにくくなった筋肉を丁寧にゆるめていくアプローチになります。
肩甲骨が固まるとどうなるか
肩甲骨まわりが固まる原因には、デスクワーク、スマートフォンの長時間使用、長く続く同じ姿勢など、現代の日常的な習慣が深く関わっています。
この部分が動かなくなることで、以下のような不調につながることがあります。
慢性的な肩こり・首こり
呼吸の浅さ
猫背や巻き肩
腕の上げにくさ
背中の重だるさ
頭痛や眼精疲労
見た目が老けて見える
特に、肩や首、背中まわりの不調が続いている方にとって、肩甲骨まわりの硬さは大きな影響を与えている場合があります。
なぜ「肩甲骨剥がし」が効率よく改善につながるのか
肩甲骨まわりには、多くの筋肉や神経が集中しています。
肩甲骨は肋骨の上に浮かぶように位置していて、本来は滑らかに前後・上下・回旋など多方向に動く構造です。
しかし、筋肉の緊張や癒着によってこの可動性が失われると、周囲の筋肉に過度な負担がかかり、慢性的なコリや不調が起こりやすくなります。
肩甲骨剥がしは、この「動かなくなった肩甲骨」を手技によって丁寧にゆるめ、
筋肉と筋膜の滑走を取り戻していくことで、局所ではなく広範囲にわたる不調を一度に整えることができるのが大きな特徴です。
また、肩甲骨は首や背中、肋骨、腕の動きにも影響しているため、
一部の筋肉をほぐすだけでは届かなかった不調に対しても、効率的かつ根本的なアプローチが可能となります。
まとめ
肩甲骨は、姿勢や呼吸、肩・首の動きなど、身体全体に影響を与える重要な部位です。
その可動性を取り戻すことで、日々の不調がやわらぎ、動きやすく快適な体に近づいていきます。
「なんとなく体が重い」「慢性的な不調がある」そんな方こそ、一度ご自身の肩甲骨に目を向けてみてはいかがでしょうか。ぜひ一度お悩みがある方はwacu stretchにご相談ください!
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